ピーター・リンドバーグはヴォーグ(伊)からヴォーグ(英)に移籍するのですがその時のファッションエディターがグレース・コディントン。イギリスのファッションフォトグラファーのノーマン・パーキンソン(Norman Parkinson、1913年-1990年)に見出されてモデルとしてデビューするもの交通事故でリタイア。パーキンソンの勧めで当時ヴォーグの編集長をしていたアナ・ウィンターの下でファッションエディターのアシスタントとして働く。1988年にウィンターが米・ヴォーグに全権編集長として迎えられ、コディントンも拠点をアメリカに拠点を移す。アニー・リヴォヴィッツとの不思議の国のアリス、など世界一美しいページを作ると言われたグレース・コディントン
リンドバーグその後はヴォーグ(米)に移籍。その時の担当がポニー・メレン。彼女はハーパーズバザーのファッションエディターのダイアナ・ヴリーランドのアシスタントでヴリーランドと一緒にヴォーグに移籍する。ダイアナ・ヴリーランドが経費の使いすぎを理由に編集長を解任された後もヴォーグに残りファッションエディターとして活躍する。『ファッションが教えてくれる事』中でアヴェドンは『私のファッション写真家としての父はブロドウィッチで母はスノウ、叔母がヴリーランド、そして従姉妹がメレンだ。』と言っている。写真右がグレース・コディントン。左がポニー・メレン。日本ロケに同行した時の写真。有名なナターシャ・キンスキーの写真の撮影の時の話は『ファッションが教えてくれる事』でその経緯を語っている。
ノーマン・パーキンソン、マーティン・ムンカッチ(1896年5月18日 - 1963年7月13日)とジョージ・ホイニンゲン=ヒューン(1900年 - 1968)の3人はファッション写真の父と言われている。
アーヴィング・ペン担当はフィリス・ポスニック。最近ニューヨークのABRANS社から『STOPPERS』と言う本を出した。『STOPPERS』とは業界用語で読者の目を止めるページを撮るフォトグラファーの事。アーヴィング・ペン、ニュートン、アニーリボヴィッツなど彼女が手がけたヴォーグの写真を集めたもの。写真左、左の金髪の女性がフィリス・ポスニック、奥の銀髪がポニー・メレン、赤毛がグレース・コディントン、撮影はアニー・リボヴィッツ。写真右はアーヴィング・ペンとフィリス・ポスニック。

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