判断はパイロットに任せる」映画『トップガン』から。
ほんとは、任せられると困るんです。
 ファッション・フォトグラファーをパイロットに例えるとジェット戦闘機のパイロット、カッコいいんです。何やってもいいけどドッグファイトで相手を撃ち落とさないと「はいそれまで。」ファッション雑誌は毎月最高のトップガン集めて各社でドッグファイトをしています。翻訳すると、各社最高のファッション・フォトグラファー集めてカッコいいページを作ろうと毎月ドンパチやって部数をあげて広告収入を上げようとしているのです。作家の先生違と違ってすでに撮った作品を出すわけでないので撮影はシビれっぱなしです。
 ファッション・フォトグラファーが戦闘機のパイロットなら広告のファトグラファーはエアーフォース・ワンのパイロット。大統領を載せているのでどんな状況に陥っても沈着冷静に対処してしなければなりません。ボーイング747ジャンボで戦闘機なみのバンク旋回だって無重力状態作る急降下しても機体を元に戻すなんて朝飯前。エアーフォース・ワンのパイロットはトップガンのトップガンガンしかなれません。ハリソンフォードの『エアーフォース・ワン』を見てください。エアーフォースはアメリカ空軍の第一号機のコードネーム。ちなみにアメリカ大統領がホワイトハウスに乗ってくるヘリのヘリコプターは『マリンー・ワン』と言ってアメリカ海軍の海兵隊ヘリのコードネームです。ジェット機フリークの僕としては一度この話をしたかったのです。
 さて、その頃僕は流行通信を始めたばかりでトップガンのテスト生。先輩たちが編集ページやって僕らテスト生はタイアップページをやらされ、先輩たちのドッグファイトを無駄にしないようするのが役目。トップガンとテスト生の大きな違いは使える機体が全く違うのです。先輩たちが最新機種のF35ライトニングだとしたらテスト生の使う機種は発進したら無事に旗艦出来る保証もないF14トムキャット。これは、カメラの事ではなくてモデルのことなんです。テスト生には高いモデルは使わしてくれないのです。与えた機体でなんとか戦え、「お前の腕を見せてみろ」それで無地帰還できななければそれでテスト終了、そこでトップガンになる夢はつい果ててしまうのだ。
 この撮影で編集長の川村さんに認められて先輩のトップガンたちと一緒に最新鋭機を使える身分に昇格。編集ページ、それも巻頭ページを初めて任せられる。
しかし、「メイデー!、メイデーイ!!!」大金欠けた最新鋭機もろとも墜落寸前の事態が発生するのです。このお話は次回。
 写真は1983年、モノクロ写真をプリントしてそれをカラーコピーしたもの。六本木のABC(青山ブックセンター)の2階にゼロックスのカラーコピーのでもショップがあってそこで帰国してすぐにキャノンギャラーでやった写真展をカラーコピー機でやっていてそこの技術者の人と親しくなって自動ではなく機会を開けて色調を調整すると言うことをしている。粒子はフィルムの粒子ではなくコピー機のトーナーの粒子。当時はA4までしかできなかったので印刷でいくらか拡大しているので粒子が目立っているのと、顔が飛でいるのとのがカッコいい!このダxイ服、メチャ売れたとの事、ファッション・フォトグラファーはプロの詐欺師だ。

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